小児歯科

こどもの歯の治療

多摩区登戸、向ヶ丘遊園にある歯医者、カワシマ歯科医院では、一般歯科の他に、こどもの歯の治療・小児歯科も標ぼうしています。小児歯科とは フッ素塗布や子どものむし歯・歯周病 を治すだけでなく、歯と顎の正常な成長と発育を促し、将来予測される歯ならびの問題を未然に防ぎながら、お子様の成長にあわせて、最善の治療を行います。口腔清掃の指導はもちろんのこと、口腔悪習癖(拇指吸引癖、咬爪癖、舌弄癖など)を除去指導し、咬合誘導(健全な永久歯の歯並びにすること)をするのが小児歯科 です。対象は、0歳から、小学生くらいまでです。プレオルソムーシールドというマウスピースを使用したこどもの歯並び矯正(小児矯正)も行っています。川崎市立東生田小学校の学校歯科医をしていますので、歯科検診の結果でのご相談、欠席者の歯科健診をいたします。

・フッ素を塗布してほしい

・マウスピース矯正をしたい(小児矯正)

・出っ歯・乱ぐい歯・開咬・受け口を治したい(プレオルソこども歯並び矯正 法

・受け口を治したい(ムーシールド治療)

・転んで歯が欠けた、折れた、抜けた

 ・ぶつけて、口の中から血が出ている


治療のすすめ方・むし歯の治療

保護者の方への説明

初診時にはお子様のお口がどうなっているのかを説明して治療方針を申し上げます。
治療の後には今日は何をして、注意することは何か、次回はどこをどうするのかといったことを説明いたします。しっかりと納得のいく治療を心掛けています。
お子様が一人でいらした場合は、今日の治療メモをお渡ししています。

 

 ・トレーニングで不安を取り除く

小児は、治療に対してとても怖がります。この不安を取り除くことから始めます。当医院では最初、トレーニングを行います。すなわち、治療室へ入る練習、診療台へ座る練習、歯を削る練習・・・といった具合に進んでいきます。慣れてから治療にはいります。遠回りとお考えになるかもしれませんが、少しの間、見守ってください。おさえつけたりといった無理な治療はしません。

 

 


フッ素塗布

フッソ塗布
フッソ塗布

登戸・向ヶ丘遊園にあるカワシマ歯科医院は、川崎市歯科医師会フッ化物推進医療機関です。
幼児はむし歯になりやすく、歯磨きも十分にできないことが多いものです。歯医者での治療も難しいのです。フッ素塗布は、フッ素を歯の表面に塗布をして、表面の結晶構造をかえて、むし歯 になりにくくしていきます。歯がはえてきた6ヶ月くらいから、塗布できます。ご希望の方は、随時お受けいたします。できるだけ予約をお取りいただいたほうがお待ちになりません。フッ素塗布希望とお伝えください。時間は10分~20分ほどです。お口の全部の歯に塗布します。概ね、3~6か月毎に、塗布していきます。 

 


受け口(反対咬合)のお子様のマウスピース矯正~ムーシールド

受け口
受け口

受け口、噛み合わせを逆のままにしておくと、下顎の骨が過成長しやすい状態が続きます。自然治癒もありますが、下顎骨が取り返しのつかない程、大きくなってしまう前に、逆の噛み合わせは治しておくべきです。早ければ早いほど、ご本人の負担は軽くて済むと思います。年齢が高くなると治療法の選択肢が狭くなります。過成長し、大きくなってしまった下顎骨を切断して縮めるという外科手術法も選択肢にあがってきます。カワシマ歯科医院では、早期の小児矯正治療をすすめています。取外し可能なマウスピース型矯正装置プレオルソやムーシールドを使用しています。

ムーシールド
ムーシールドを装着

小児の受け口の矯正治療法そのものが、あまりありません。川崎市多摩区登戸・向ヶ丘遊園の歯医者、カワシマ歯科医院では、、ムーシールドという取り外しの装置(夜間装着)で治療をおこなっています。対象は、3歳ぐらいからです。治療期間は、概ね、1年程度です。

 ・受け口は早く治した方がいいのですか?

噛み合わせを逆のままにしておくと、下顎の骨が過成長しやすい状態が続きます。下顎骨が取り返しのつかない程、大きくなってしまう前に、逆の噛み合わせは治しておくべきです。早ければ早いほど、ご本人の負担は軽くて済むと思います。年齢が高くなると治療法の選択肢が狭くなります。過成長し、大きくなってしまった「下顎骨を切断して縮める」という外科手術法も選択肢にあがってきます

歯並びを治したい~プレオルソこども歯ならび矯正法

出っ歯(上顎前突)、乱ぐい歯(叢生)、かみ合わせが深い(過蓋咬合)、受け口(反対咬合)などの歯並びの異常は早期に治療をすることにより、お子様の負担が少なく、費用も安くすみます。まずまずの結果で良ければこれで終了となります。重症のものであれば、10歳くらいの永久歯列になってから本格的矯正となりますが、それでも治療期間の短縮、完成度の点で有利です。当医院ではプレオルソこども歯ならび矯正法という取外し式の装置にて小児矯正治療をしています。

  

出っ歯(上顎前突)登戸・向ヶ丘遊園にあるカワシマ歯科医院
出っ歯(上顎前突)
歯が重なっている(叢生)登戸・向ヶ丘遊園にあるカワシマ歯科医院
歯が重なっている(叢生)
かみ合わせが深い(過蓋咬合)登戸・向ヶ丘遊園にあるカワシマ歯科医院
かみ合わせが深い(過蓋咬合)
前歯が閉じない(開咬)登戸・向ヶ丘遊園にあるカワシマ歯科医院
前歯が閉じない(開咬)

プレオルソこども歯ならび矯正法
マウスピース型矯正装置 プレオルソ

プレオルソこども歯ならび矯正法とは、3歳から10歳くらいのお子様のマウスピース矯正治療です。使い方は、まだ発育旺盛な時期、乳歯のある時期に取り外し式の装置を昼間、夜間に装着してもらい歯並びとお口の筋肉の発達を促す治療法です。出っ歯、乱ぐい歯、開咬、受け口でお困りの方はご相談ください。使い方は容易です。

健全な歯並びに近づける(咬合誘導)

小児歯科では、口腔悪習癖をなくし、適時、抜歯などの処置をして、お子様の歯並びを、できるだけ良い方向へ導き、見守っていきます。永久歯が生えそろうと矯正治療になります。年齢が上がるにつれて抜歯が必要になっていきます。

 

 

歯並びに悪い癖(口腔悪習癖)

指を吸ったり(拇指吸引癖)、舌をもてあそんだり(舌弄癖)、爪をかんだり(咬爪癖)といった歯並びに悪影響を及ぼす癖を除去・指導します。

 

 

歯が多い・過剰な歯がある(過剰歯)

左上の前歯の過剰歯
左上の前歯の過剰歯

上の前歯に多いのですが、過剰歯があってお困りの場合、抜歯、咬合誘導します。抜けない場合、入院が必要な場合、矯正が必要な場合、一般の歯科医院では困難な場合、登戸・向ヶ丘遊園から近い大学病院を紹介します。

 

 

抜歯後の過剰歯
抜歯後の過剰歯

転んだ、ぶつけた、口の中のけが

小児は、転んで前歯を欠いたり、口の中を切ったりすることが多いものです。そんな時、すぐにご連絡ください。登戸・向ヶ丘遊園近隣、優先的に診療いたします。外傷歯の修復・整復・固定が必要なときもあります。 出血している時は、ガーゼなどで圧迫して止血に努めましょう。歯が抜けてしまったときは、水で洗ったりせず、牛乳につけて持参してください。再植します。

 

永久歯が乳歯の後ろから生えてきた. 乳歯がいつまでも残っている

6歳頃になると、下の前歯の後ろから、永久歯がはえてきます。心配になって来院される方が多いのですが、これは異常ではありません。ただし、下あごが小さく、永久歯が前方に移動しにくいことが多いので、その場合、治療が必要です。

  

抜歯の前

抜歯の後


永久歯が、乳歯がじゃまで前に行けない
永久歯が、乳歯がじゃまで前に行けない
乳歯を抜歯する予定
乳歯を抜歯する予定
右下の乳歯を1本、抜歯
右下の乳歯を1本、抜歯